こんにちわ。
今日は9月30日。
沖縄も暑さが少し和らいで来ましたよ。
昼間はまだまだ30度を超える日が続いていますが、
朝晩は涼しくなってきました。タオルケットを一枚羽織らないと風引くかも。
明日から10月。今年もあと3ヶ月。気の早い私は冬にむけて準備はじめました。
スポーツ店に行ったら冬物のフリースのアウターが並んでいて、つい衝動買いしちゃいました。
昨年からほしいと思っていたので、嬉しい買い物でした!
さて、しばらく空いてしまいましたが、質問する力を鍛えようシリーズの3回目。
今日は、誰にとっての質問?です。
図を見てください。
私が質問する側として、
①のパターンは、よく普段の会話で何気なく交わされる会話に近いですね。
互いのコミュニケーションのため、お互いの確認のために行われる質問です。
友達同士の気軽な会話。仕事での手順や段取りの確認などで使われますね。
お互いのための質問ですね。
つまり、
確認のための質問と言えるでしょう。
②のパターンは、私のための質問です。
学校などで、子どもたちが先生に教えてもらう時。テスト前で分からないことを頭のいい友達に教えてもらう時。
先輩にノウハウを教えてもらう時、先生や講師に新しい知見得るときに使われる質問です。
つまり
学びの質問といえるでしょう。
③のパターンは、相手のための質問です。
私は答えをもっていて、相手は知らない。気づいていない。
先生が生徒に対して、教える時。先輩が後輩に学びを与える時。講師が受講者に気づきを与える時。
の質問です。
注意しなければならないのは、私(こちら)が答えを持っているがゆえに、誘導尋問になってしまうこともあるということ。
(私たちコーチは、クライアントに対して気づきを与えるのが仕事ですので、よく注意しています。)
この質問は、
教えの質問と言えるでしょう。
最後に④のパターンは、お互いのための質問です。
私も知らないし、相手も知らない。
私も気づいていないし、相手も気づいていない。
友達との会話の中で、会話が絡み合って新しい発想や発見をしたことがありませんか?
たとえば、久しぶりに出会った友達。お互いの近況を話し始めたら意気投合して「今度一緒に遊びに行こう!」となった。
職場で違う部署のメンバーが集まり会社や業務の課題を話あったら、新しいアイデアや解決策が生まれた、など。
この質問は、
気づきのための質問と言うことができますね。
私たちコーチは、お互いの気づきを引き出すために、前回、質問力を鍛えよう②で書いたクローズド・クエスチョンや、オープン・クエスチョン。
今後、書こうと思っているチャックダウンやチャンクアップ。視点の移動などの質問の技術を使っています。
いかがでしょうか。
皆さんが普段何気なく使う質問をこのマトリックスに当てはめてみてください。
あなたはどの質問が多いでしょうか。
あの人にはこの質問が多い、この人にはこの質問をよくしているとか気づきがあるかもしれませんね。
それに気づいたら、その人に別の種類の質問を投げかけてみてください。
その人の新しい側面が見られるかもしれません。
今日は、ここまでとしたいと思います。
それではまた。
あなたに心満たされる豊かな毎日を。